パリの建物 17 オテル・ド・ブルゴーニュ座 の跡

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パリで最初の常設劇団<オテル・ド・ブルゴーニュ座 (1548-1680) >の在った所。
ルイ13世の認可 (1629) を受けて以降王立劇場となる。

ルイ14世の命により、モリエールの流れを汲むゲネゴー座と合併しコメディ・フランセーズとなって (1680) オテル・ド・ブルゴーニュ Hôtel de Bourgogne は使われなくなった。

ブルゴーニュ公、通称ジャン・ソン・ペアー (恐れを知らぬジャン) Jean sans Peur (1371-1419) が元々<フィリップ・オーギュストの城壁>にもたれて建築されていた (13世紀末) オテル・ド・ブルゴーニュ を強化するために Tour (要塞の塔) を建設した (1411) 。

その後、オテル・ド・ブルゴーニュ座として長きにわたって使用されたが、
エティエンヌ・マルセル通りの拡幅 (1868) によって残存していた屋敷はこの塔 Tour Jean-sans-Peur を除いて取り壊された。

Théâtre de l'Hôtel de Bourgogne / Tour Jean Sans-Peur / Rue Étienne Marcel
Théâtre de l’Hôtel de Bourgogne / Tour Jean Sans-Peur / Rue Étienne Marcel