depuis 2001
上野の森恩賜公園にある東京都美術館で<バルテュス Balthus 展>を鑑賞しました。
「称賛と誤解だらけの、20世紀最後の巨匠。」とあります。
バルテュスは2001年に亡くなりましたが、
節子夫人が自らが所持する作品に加えて、メトロポリタン、ポンピドーセンター、ハーシュホーン博物館と彫刻の庭、ボイマンス・ファン・ベーニンゲン美術館等の所蔵作品や個人所有の作品を集めて所縁の日本で企画したものです。
ポスターに使われている作品は、メトロポリタン美術館所有の<夢みるテレーズ Thérèse Dreaming (1938)>で、モデルは 6区のクール・ド・ローアン Cour de Rohan で隣人だった失業者の娘テレーズです。
「少女とはこの上なく完璧な美の象徴なのだ」…そのモデルとして最初の少女で、
同種の構図で<少女と猫>という作品もあります。
![バルテュス Balthus 展 / 夢みるテレーズ](https://galeriey2.wordpress.com/wp-content/uploads/2014/06/266.jpg?w=772&h=578)
節子夫人の前の前、最初の妻ワトヴィル Watteville をモデルにして描いた<白いスカート 1937>は無かった。
追補:11/08/2017
<パリ市立近代美術館>で開かれたドラン バルテュス ジャコメッティ 展でも鑑賞する機会があった2点を紹介しておきます。
![](https://galeriey2.wordpress.com/wp-content/uploads/2014/06/dscn1868.jpg?w=636&h=477)
![](https://galeriey2.wordpress.com/wp-content/uploads/2014/06/dscn1863.jpg?w=636&h=477)
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