第一次大戦の回想 / パリ東駅

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第一次世界大戦の始まった août 1914 に動員されたフランス兵士のパリ東駅 Gare de l’Est での出征の様子を
Albert Herter (1871-1950) が描いたフレスコ画<Le Départ des poilus, août 1914>。

中央で銃を掲げているのが息子、そして、右端で花束を持つ自分と左端に白服の夫人を描き込んだ。志願して休戦間際 (1918) に24歳で戦死した長男
への思い出を込めて描いて寄贈したもので、開戦当時、陸軍最高司令官だったジョフル元帥 Maréchal Joffre の出席の下で除幕された (1926) 。

Le Départ des poilus, août 1914 / Gare de l'Est
Le Départ des poilus, août 1914 / Gare de l’Est

アルバート·ハーターによる此のフレスコ画は<パリ東駅の象徴>の一つで、
ランス Reims に1泊2日で出かけた時に撮ったもの。       2011.07.17.

パリ市章 Blason de Paris / パリ東駅

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パリ東駅 Gare de L’Est で見られるパリの市章。
帆船の上のフルール・ド・リスが見られない。

ストラスブール、ナンシー、ランス等へは此処が起点。
パリ・ストラスブール鉄道として開業した (1849) 。

オスマンによるパリ改造の南北の主軸道路ストラスブール大通り (1852) の起点で、セバストポール大通り (1858) に接続して、駅正面から一直線でシテ Cité に向かう。

駅前広場は Place du 11 Novembre 1918 で、トロカデロと11月11日広場と共に第一次大戦の休戦 (終戦) 記念日の名を持つ。西部戦線への兵士輸送の拠点だったからだ。

Bulason de Paris / Gare de l'Est
Bulason de Paris / Gare de l’Est