パリの市章/ロケットの泉/ロケット通り

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ロケットの泉 Fontaine de la Roquette (1846 MDCCCXLVI) のパリ市章 Blason de Paris 。

Blason de Paris / Fontaine de la Roquette / Rue de la Roquette
Blason de Paris / Fontaine de la Roquette / Rue de la Roquette

バスティーユ広場を出て、古代ローマ時代からの古い道フォーブール・サン=タントワーヌ通りから分かれて間もなくのロケット通り (レオン・ブリュム広場を経てペール=ラシェーズ墓地に至る) にある泉。

ロケット Roquette とはルッコラのこと。この辺りは一面ルッコラで覆われていたのではなかろうか?  (1672頃)

市章はその左右を一対のイルカと花綱飾りで囲まれている。

パリ市の飲料水供給所 として設置されたもので、水源はウルク川/ウルク運河 Canal de l’Ourc から分岐されたサン・マルタン運河 (1825) 。

ロータリーとモニュメント 11  レオン・ブリュム広場   

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旧名ヴォルテール広場のモニュメントは更改される頻度が高くて、通るのが楽しみな広場だ。

写真は 2014-15 の限定バージョンで、ノエル仕様だ。

シャルリー・エブド事件の追悼大行進  (1.11) の後、撤去されました。

Place Léon Blum
Place Léon Blum

2013-14< 再掲>

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 サウジアラビア王国 国旗

パリのサーカス / 冬のサーカス / サーカス・ナポレオン

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現存する世界最古のサーカス、
<冬のサーカス Cirque d’Hiver   Bouglione >はパリにあります。

Louis Dejean が興した Cirque Olympique (1827) が
オスマン計画でレピュブリック広場の一部となるのに伴って、同じく拡幅されたタンプル大通り (シャルル5世の城壁跡) 横に新装移転したものです。

ナポレオン3世が皇帝を宣言した9日後に<Cirque Napoléon (1852)>として開業しました。
ナポレオン1世の時代を懐古する風潮はサーカスの恰好の材料であったようです。
ナポレオン3世失脚 (1870) により Cirque National に名を改めました(1872まで)。

王冠を載せた中央金色の鷲は、
ナポレオン1世、3世が共に用いた右向きの鷲ではなく、左を向いています。

ヒットルフ Jacques Hittorff (1792-1867) による建築です。

2体の騎馬像は、左が James Pradier(1790-1852)、右が Francisque Duret (1804-65) とAstyanax Scaevola Bosio (1793-1876) による作品です。
いずれもギリシャの戦士で、左が神話の女戦士アマゾーヌ Amazones です。

Cirque d'Hiver / Cirque Napoléon / Bd. du Temple
Cirque d’Hiver / Cirque Napoléon / Bd. du Temple

ロン・ポアン・デ・シャンゼリゼ劇場 Théâtre du Rond-Point の所にあった<夏のサーカス (1839) >の後に創業しました。

レピュブリック広場のパリ市章

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レピュブリック広場 Place de la République  の中心にある<フランス共和国 (1870 から第3共和政) とパリ市の栄光を記念する碑 (1883) >の台座に取付けられた高浮き彫りのパリ市章。

現在の市章は帆一枚だが、ここでは 3枚だ。レジョン・ド・ヌール章は付いていない。また、左右の小枝は対称形で、いずれもオリーブのように見える。

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パリの新しいバス停

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かれこれ 2年近く前からになるだろうか?新型のバス停がお目見えした。

写真はバスティーユ広場の 86、87 のバス停の例だが、いずれも次は6分後その次は18分後に来ることを示している。右のポールには路線図と停留所名が載っている (バス内にも同じものがある) 。今なお大半の従来型でも情報は同じだが、スマートになったということだ。

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昨年から、ターミナルのメトロの出口でも、連絡のバスやトラムの時間情報表示板が新たに取り付けられ始めた。乗り換えのためにとりあえず急ぐ必要がなくなりありがたい。
バス停の新型化はここにきて急速に進行している。   2015.01.15.

レピュブリック広場 改装なる

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レピュブリック広場 Place de la République が四方の道路との境界に柵の無いバリアフリーの大広場として生まれ変わった。

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ヴォルテール大通りから広場の長軸方向を見たもの。

モニュメントの左がタンプル通り、右がフォーブール・タンプル通り。以前はモニュメントの左右で広場を通り抜けていたが、完全に遮断された。

ここから左がパリであった時期があったことが道路名に残っている。

フォーブール faubourg は城外の意味。パリのショッピング街の一つ、サントノレ通りもコンコルド広場とマドレーヌ寺院を結ぶロワイヤル通りを超せばフォーブール・サントノレ通り (エルメス本店などがある) だ。