ロータリーとモニュメント 120  ドフィーヌ広場

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アンリ4世がポン・ヌフ (1607) と一体的に整備を図ったシテ島の西端部分の広場。
果樹園だった3角形の土地を2階建て (日本では3階建て) のメゾンで取り囲み中庭を
ドフィーヌ広場 Place Dauphine と名付けた。

当時の面影はポン・ヌフに面した出入り口左右一対のパヴィリオンで窺える (写真奥右端) 。

クロード・シャスティヨンClaude Chastillon (1559-1616) が
ヴォ―ジュ (ロワイヤル) 広場に続いて第2ロワイヤル広場として建設した (1611) 。

ド―フィン Dauphin は王太子 (初代は後のシャルル5世) のことで、<ルイ13世 (1601生まれ) >を指す。ポン・ヌフからマザリーヌ通りとビュシ通りの交差点まで同時に施工された左岸の新道路の名もドフィーヌ通りだ。

Place Dauphine / Pont Nuef / Île de la Cité
Place Dauphine / Pont Nuef / Île de la Cité

パリの建物 13 サマリテーヌ Samaritaine

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ポン・ヌフ Pont Neuf のバルコンから見たサマリテーヌ Samaritaine。

4館の内の1,2号館で、左の2号館はアール・デコ調。
アーネスト・コニャック Ernest Cognacq が創業した (1869) 最古の百貨店だったが、ルイ・ヴィトンに買収されて閉店した (2005) 。
アンリ・ソヴァージュ Henri Sauvage (1873-1932) の作品。

サマリテーヌの名はアンリ4世によるポン・ヌフを初めとする一連工事の一つに同名の揚水機場 (サマリア人の女性とヤコブの泉) がこの場所に在ったことによっています。

Samaritaine / Pont Neuf
Samaritaine / Pont Neuf

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