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RER A 線の La Défence で SNCF に乗り換えて Marly-le-Roi にでかけてきた。
ルイ14世が贅を尽くしたマルリー城 Château de Marly の庭園 Parc du Marly が目的地だ。
L 線の駅であることと終着駅とさえ知っておけば乗換えが容易だ。
駅前の通りを登って 20分ほどで庭園。
RER A 線サン・ジェルマン・アン・レーへは BUS 10 で20分ほどだ。
コンコルド広場からシャンゼリゼ大通りへの入り口の両サイドに置かれている (1795)
クストー Guillaume Coustou (1677-1746) 作の彫像
「アフリカ人に飼い馴らされたヌミジアの馬」、通称<マルニーの馬 Chevaux de Marly>はこの庭園に置かれていたことにその名を由来する。
チュイルリー公園への入り口両サイドにあるコワズウォーの作、「天馬の彫像」もクストーの作品に置き換わる前にこの庭園に置かれていたものだ。オリジナルはいづれもルーヴル美術館に移されている。
王の館 Le Pavillon Royal du Château de Marly は遊歩道の向こうに礎石だけが残っている。奥はセーヌ川。デファンスからマルリー・ル・ロアに着く直前にこの谷を高架で横切る (並木の途切れた所) ので、進行方向左側に注目のこと。
![Parc du Marly / Marly-le Roi](https://galeriey2.wordpress.com/wp-content/uploads/2014/07/511.jpg?w=636)
写真の作品はマルニーの公園に残ったクストー Nicolas Coustou (1658-1733) による<イノシシを狩るメリーガの像 Statue de Méléagre chassant un sanglier (1706) >。
バロック様式の彫像 (複製/キャスト) 。
メリーガはギリシャ神話での「イノシシ狩りのメレアグロス」のこと。
女狩人「アタランテーAtalante」と共に知られる。
写真の右には
<シカを狩る彫像 Statue de Méléagre chassant un cerf (1706) >が置かれている。オリジナルは<ルーヴル美術館マルリーの間>にある。
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