パリの鉄柵 Grille 11                フォート・ヌフ・ド・ヴァンセンヌ の兵舎

   depuis  2001

フォート・ヌフ・ド・ヴァンセンヌ Fort Nuef de Vincennes 兵舎の鉄柵。
中が見えないように裏張りされている。

第二次世界大戦の最中の1943年に編成され、ルクレール将軍が率いたことで世界に知られる<(旧) 第二機甲師団 ((現) 第二機甲旅団) が用いたフランス国土にダブル十字>に加えて2e RCSと頭部に鷲。ダブル十字はジャンヌ・ダルクの「ロレーヌの十字」。

右はフランス陸軍 Armée de terre の紋章。

フォート・ヌフ・ド・ヴァンセンヌ は シャトウ・ド・ヴァンセンヌを含めて国防省の所有で、陸・海・空の文書保存等に使用されていて、王の宮殿は<軍事博物館>となっている。

元々あったヴァンセンヌ城を中心とするこのフォート・ヌフ・ド・ヴァンセンヌは、
首都防衛のため1841年から44年にかけてパリ東部に建設したティエールの壁 ( 17要塞 ) の一つでもある。

1061