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ガリアのシンボルとして使われて以来の歴史が古い<ガリアの雄鶏 Coq gaulois>は事実上フランスの国鳥。右の Gaulois Dorée が最も近い品種だとされている。
ルーブル宮殿のクール・キャリー Cour Carrée エスト翼 Aile Est のペディメント (破風) に、円形のウロボロスに囲まれたガリアの雄鶏を見ることができる。
<ウロボロス Ouroboros>は尻尾を飲み込む蛇で、死と再生/不老不死を象徴する。
オリジナルはギョーム・クストーの息子 Guillaume II Coustou (1716-77) の作品 (1759) だが、王の紋章で飾られた地球部分をフランス革命後に置き換えたものだ。
輝く太陽の光は残っている。
王の紋章の多くがガリアの雄鶏に置き換えられたと言われるが、更に、皇帝ナポレオン1世は弱々しい雄鶏の多くを強い鷲に置き換えたという。残った希少例と思われる。
両側を有翼のゲニウス Génie がサポートしている。
バスティーユ、7月革命記念柱の<自由のゲニウス Génie de la Liberté>が有名。
パッサージュを通して見えているのはパリ1区区役所と鐘楼。