金毘羅参り / 金刀比羅宮本宮 / 金毘羅宮 6

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785 段を昇りきると目の前に金刀比羅宮本宮が姿を見せる。祭神は大物主神 (おおものぬしのかみ) 。後に崇徳天皇 (在位1123-42) を合わせ祀る (1165) 。金刀比羅宮になって 10年目に改築された (1878) 。

 金毘羅 (くびら) は水運の神 (梵語でクンビーラ) で、国家神道の 金刀比羅宮になるまでは 海上交通の守り神の 金毘羅大権現 として信仰されてきた。

金毘羅参り は御伊勢参り、京参りとともに3大参りのひとつとして賑ってきた。次郎長の代参として金毘羅参りをした森の石松はこの下の旭社 (あさひのやしろ) を本殿と誤ってここには来ていないと言う。

社紋には隷書体の金「」が使われている。金毘羅大権現を祀る松尾寺の寺紋は当用漢字の金

金刀比羅宮本宮 / 金毘羅宮 6
金毘羅参り / 金刀比羅宮本宮 / 金毘羅宮 6

「大物主神/オオモノヌシは倭国を出雲に建国したスサノオの子オオトシ、長じてニギハヤヒで、大和に日本国を建国した」とする説がある。記紀編纂時にスサノオとニギハヤヒの血筋と功績は徹底して改竄された。