共和国のアレゴリー / la République / Quai Malaquais

   depuis  2001

1822月革命により7月王政が終焉し、第二共和政府になって初めてのコンクールでの受賞作品<共和国 La République (1848)>。

1879年に国からパリ市に譲渡され、1880年に建立された。
フランス革命後の1792年に行われた<共和国宣言>から200周年を記念して、1992年にシラク市長によりリニューアルされた。
共和国を寓意した女神像で、左手に持っているのはリクルトのファスケス (束稈) で、<正義の力>を寓意しているのだが、王政時の斧は付いてなく (下の写真) 、また、王冠の代わりに<永続>を寓意するオークの冠を着けている。衣装の3角形は<知性> agilité を表す。Jean-François Soitoux (1816 – 92) の作品。
レピュブリック広場、ナシオン広場のそれらと共に<共和国のアレゴリー Allégorie de la République >の一つだ。

背後は国立美術学校/ボザール (上) 。ドームはフランス学士院 Institut de France (下) 。学士院に沿って右に入ると古い町並のマザリーヌ通り Rue Mazarine 。パリに長いお友達の家がある。

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