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サン・ルイ島とセーヌ左岸に架かるトゥールネル橋上流、高水敷に設けられた散策道から見た
トゥールネル橋の橋脚に設置された<パリの守護聖人聖ジュヌヴィエーヴ>。
パリの中心であるサン・ルイ島、シテ島から上流方向、
つまり外を向いていることによってパリを守護していることを表現している。
ポール・ランドウスキー Paul Landowski (1875-1961) による彫刻 (1928) 。
彼はリオ・デ・ジャネイロのコルコバード Corcovado の巨大キリスト像 (1922-31) の作者として世界に知られている (初めて見て、山上の像の足元に立った時は本当に驚いた) 。
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右側の建物群はサン・ルイ島。
橋上にシテ島にあるノートルダム寺院の双塔と尖塔の頂部が見えている。
橋の下に見える水面がサン・ルイ島とシテ島を隔て、
セーヌ川の左派流と右派流を連絡している。
Tournelle は 12世紀に建設された<フィリップ・オーギュストの城壁 Enceinte de Philippe Auguste>の四角い塔 (砦) の名。
城壁で囲まれたここより下流、現芸術橋付近までがパリ市内だった。