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パリ植物園にあるパリ (世界) 最古の全金属構造物、<ブュフォンの展望台 Gloriette de Buffon>。サミットに風見鶏を乗せた天球儀を置き、8本の円柱と円形格子構造がそれらを支持している。
ヴェニケ Edme Verniquet (1727-1804) による建築 (1788) で、
鋼構造のエッフェル Gustave Eiffel (1832-1923) に100年先駆けたものだ。
ブュフォン Georges-Louis Leclerc de Buffon (1707-88) は
植物園長も務めた博物学者として有名だが、いわゆる万能人物で鉄鋼所も持っていた。
材料はそこで調達された。設計も恐らく彼だろう。
植物園内で最も標高が高く、コイポーの丘 Butte Coypeau 等と呼ばれ、長らく風車が置かれてきた (1303-1640) 。丘は展望台まで迷路状になっている。
<ブュフォンの坐像>が <国立自然史博物館の進化のグランドギャラリー Grande Galerie de l’Évolution> 前に置かれている。Jean Carlus (1852-1930) の作品(1908)。